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【インタビュー】手話サークル ひびき 会長 菅谷 加菜子さん

2017.03.14更新
会長 菅谷 加菜子さん
会長 菅谷 加菜子さん

 あなたとわたしので、お「をしましょ


「おはよう」、「こんにちは」、「ありがとう」。これらの言葉は、私たちが生活していく上での大切なコミュニケーションツールです。しかしながら、これらの挨拶を「手話
でできますかと問われたなら、残念ながら私にはできません。健聴者同士では「声」を通して、コミュニケーションをとることができますが、聴覚に障がいのある方とのコミュニケーションには、一般的には「手話」を介さなければいけません(もちろん筆談等の手段あります )。「手話」を理解できなければ、おはようの挨拶さえわせない・・・・。あらためて「手話」は、聴覚障がい者だけの言語ではなく、健者にとっても、大切な言語、大事なコミュニケーションツールではないのか、そう気づかされました

 そこで今回は、市民活動センターの交流イベント「みんなでみんなの 和い輪い かい」にもご出演いただいた「手話サークル ひびき」の会長である菅谷さんを取材させていただきました。菅谷さんと手話との出会いは、
30年ほど前に参加した「手話学習会」。この学習会が修了し、このまま解散するのはもったいないという声が上がり、先生・ろう者も含む関係者の協力で、昼間に参加できるサークルとして立ち上げ、「手話サークル ひびき」が誕生したそうです。”ひびき“というネーミングには、この設立に関わった人たちの「健聴者からろう者に伝える情報が”ひびき“伝わっていくように」という思いが込められています。

毎週土曜日の午後2時~4時には、高松市総合福祉会館、たかまつミライエ6階(高松市男女共同参画センター)、瓦町FLAG8階(高松市健康ステーション)のいずれかで、学習会を開いています。前半は、手話の単語・その単語を使った文章・指文字の学習。後半は、手話関連団体の行事の案内をし、ろう者と触れ合う機会を提供し

しています。その後には、ゲーム・手話コーラス(サザエさん・四季ふるさと等、コーラスはとにかく楽しいそうです。

 
現在の会員数は27名。内、ろう者は2名。会員の年齢は2070代と多様です。手話を広め、聴覚障がいについての理解を深めたいと、ただ思っているだけでは、先には進めないので、学習会以外にも出前活動、高松ボランティア協会への協力、関係団体への協力(フリーマーケット参加等)を行っています。菅谷さんは言います。「手話を始めた時はこんなに難しくなるとは思わずにいましたが、今は、ろう者の方と手で話せる喜び、そして手話の難しさ、日本語の難しさを実感しています。」と。手話は日本語に次ぐ第2の言語。ろう者と繋がる大切な言語・手話だからこそ、その難しさに立ち向かいながらも、いろいろな人と出逢える”ひびき“という交流の場で、日々奮闘中!現在の夢は、「このサークルに、ろう者と若い人を増やしたいこと」だそうです。興味のある方はぜひ、学習会に参加してみてくださいね!

 

 最後に、手話の魅力はという問いに「ガラス越しで話せること、水中でも話せること、遠く(手が見える距離)の人と声を出さずに手で話せること。(但し手話が出来る人同士)そして何より、ろう者の方と話せて楽しいこと。」と話してくださいました。この取材を通して、「声」で話せずとも「手」でより豊かに話すことができる「手話」の奥深さを学ぶことができました。


※菅谷さんへの取材日は2017年1月15日です。


 

お問い合わせ先
手話サークル ひびき
●高松市飯田町34-20
●電話:087-881-7453