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【インタビュー】一般社団法人日本折紙協会香川支部 支部長 坂本 整子(よしこ) さん

2016.03.17更新
支部長 坂本 整子(よしこ)さん
支部長 坂本 整子(よしこ)さん
香川支部(おりがみKAGAWA)作品展
香川支部(おりがみKAGAWA)作品展
【さくら雛】 制作:坂本整こさん 創作:川井淑子さん
【さくら雛】 制作:坂本整こさん 創作:川井淑子さん

年齢も言葉も超えて、人を繋ぐの和。

 「折り紙の魅力は、いつでもどこでも、“一枚の紙”さえあれば、年齢や言葉を超え、コミュニケーションができることなんです。折り紙に出会っていなければ、巡り会えてなかったたちたくさんます。折り紙が出会いを呼び、またその出会いが出会い呼んで“日本折紙協会講師という今日の私があるんですそう語ってくれたのは、会員19名からなる日本折紙協会香川支部、支部長の坂本さんでした

 日本折紙協会香川支部「おりがみKAGAWA」は2008年の設立から今日まで、月1回の定例会で折り紙講習会や情報交換を続けながら、地元のコミュニティセンターや小学校、保育園、高齢者施設などでボランティアやカルチャー教室を開催していますときには、小学生・大学生・障がい者の方とともに、高齢者施設訪問することもあるそうです折り紙は、お年寄りとそのご家族コミュニケーションむきっかけになることから、施設での折り紙教室は大変喜ばれているそうですまた香川支部では親子で楽しむ教室「お正月飾りを作ろう」、小・中学生向けの教室「ティラノサウルスを折ろう」、カルチャー教室では「実用折り紙1日教室」など楽しく折る”教室を催しながら日々“折り紙の魅力可能性”を子どもからお年寄り、そして障がいのある人にも伝え続けてます。人から人に伝えていくことがなにより大切だと坂本さんは言います。

 坂本さんと折り紙最初の出会いは、小学生の転校生が折ってくれた“風船した今まで折ったことのかった風船”と出会い、「折り」の不思議さにはじめて触れたそう。やがて社会人になった坂本さんにその折り紙にかかわる大きな転機が巡って来るのです。それは、2008年秋のこと。高松市(保育士)早期退職した直後、「友好の翼」のメンバーとしてヨーロッパ研修に向かう飛行機の中の出来事。研修先の幼稚園訪問のため、折りを用意していた坂本さん。その機内で折り紙を始めたそです。クリスマスが近いことから、サンタクロースを折っていました。すると、どうでしょう。見る見るうち機内に折り紙「輪」が広がり、国を超えて、言葉を超えて、折り紙「和」生まれていたというのです。この時坂本さん折り紙のをあらためて実感し“折り紙に携わっていくこと”決心したそうです

 現在の坂本さんの活動は、まさにワールドワイドその折り紙交流は日本国内にとどまらず、アメリカヨーロッパ、東南アジアに及んでいます。イベントシンポジウムに参加するため、世界飛び回り、折り紙指導挑みながら、友好を深めています。「言葉がしゃべれなくとも今や世界共通語となった”ORIGAMIあれば、心が通じ合い、折り紙の楽し伝えることができる」と坂本さんは言います。こんなエピソードもります2008「アメリカ折紙協会(OUSA)創立50周年記念大会参加した際、日本折紙協会は坂本さん制作の和ウエディングドレスをOUSAにプレゼントしたそうです純白のそのドレスは参加者から熱い注目を浴び、OUSAメンバーも大変感激したそうですまさに折り紙が、国や言葉を超えた瞬間でした。その後、その製ウエディングドレスは、OUSA発行本「the PAPER」の表紙も華やかに飾ったですから

 「はあります?」。その質問に即座にたとう、糸入れ布香合(ぬのこうごう)などの古典を学びたい」答えてくれ坂本さん「なぜ古典を?」の問いには「次世代に伝え継がなければ、日本伝承の折り技法で折る古典は消えてしまうんです。だからこそ、先輩方に教えてもらったり、文献を調べたり、研究を続けながら覚えていきたい」と力強く夢を語ってくれました。「もちろん、香川支部として、地域に根ざした地道な活動を通して、仲間とともに折り紙の楽しさをより多くの人に伝えていきたい

 インタビューを終えて、
なにより坂本さんの隣りの人えたい」という言葉が坂本さんの地道活動を代弁しているかのようでした。これからも、折一折を大切、人と人を繋ぎながら、“和”を続ける坂本さんの姿が目に浮かびます。

※坂本さんへの取材日は2015年12月21日です。

お問い合わせ先
一般社団法人日本折紙協会香川支部
●高松市古新町1-6 NODAYAビル2F
●電話:090-1001-3789(坂本さん携帯)