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素朴な疑問にお答えします! 教えて!NPO

2014.04.22更新

NPOという言葉、よく耳にするけれど、やっぱり良く分からない。
結局NPOってなあに? そんな疑問にまとめてお答えします。

・ボランティアってなに?
・NPOってなに?
・ボランティア活動をするときに大切なことは?
・NPOの特徴は?
・NPOはどんな目的で活動しているの?
・どんなNPOがあるの?
・特定非営利活動法人(NPO法人)って、なに?
・“特定非営利活動”ってどんな活動?
・「営利」と「非営利」はどう違うの?
・NPO法人格を取得しないと活動出来ないの?
・任意団体として活動するときは?
・NPOとNGO、どう違うの?
・認定NPO法人制度・仮認定NPO法人制度について

 

・ボランティアってなに?

ボランティアとは、個人が主体的に行う社会活動等のことをさします。

 『ボランティア』とは、社会貢献活動や社会参加、生きがいを目的として自主的に活動を行う、個人に注目した言葉です。自分の意思で判断し主体性を持ってこそ、よりよい活動を生み出すことができ、自らも学ぶことができます。ただし、いくら主体的・自主性といっても、自分の主張を押し付けたり、思い込みだけで行動せず、自分は何が求められているのかをじっくり考えること、そして同じ思いを持つ仲間とのチームワークが大切です。
 ボランティア活動に対するイメージやビジョンはひとそれぞれ。「これをしなくてはならない」という決められた活動ではありません。活動の場を自分で切り拓いていくこと、他では知り合えなかったような人たちと出会えること、そしてそのような人たちと活動を通して喜びを共有できること。それがボランティア活動の醍醐味でもあります。

 

・NPOってなに?

継続的、自発的に社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体の総称です。

 NPOは英語の「Non Profit Organization」の頭文字「N・P・O」をとった略語で、直訳すれば【利益(営利)を目的としない団体】すなわち【非営利団体】となります。
 広い意味では、政府や自治体も非営利組織として扱われます。しかし、一般的には法人格の有無は無関係で、民間の非営利団体やボランティア団体を指して「NPO」と呼ぶことが多いようです。

   【 図  高松市におけるNPOの概念 】
 

 

 

・ボランティア活動をするときに大切なことは?

「無理をしない」「会社とは違う」「チームワーク」「責任」

(1)無理をしない
 継続して長く活動をするためには、あまり無理をせずに、自分のできる範囲内でボランティアをすることです。頑張りすぎて「燃え尽き症候群※」などになって、NPOを去っていかれては、NPOにとってせっかくの戦力を失うことになってしまいます。頼まれても、できないときは「できません」とはっきり言うことが大切です。引き受けてしまって結局「できませんでした」では、みんなが困ります。引き受けたからには責任を持ってやりぬく気構えがなくてはなりません。
※今まで熱心に仕事などに打ち込んでいた人が、突然ガス欠してしまったかのように、無気力状態になってしまうこと。

(2)会社とは違う
 大企業と違って、命令すれば部下が動いて理想の形になる、ということはほとんどありません。とくに小さなNPOは「わかっていてもなかなかできない」という苦しさのなかで活動しています。提案はもちろん大歓迎ですが、それがNPOのなかで優先順位の高い問題で、かつ実現可能で具体的なものである必要があります。け県豊かなボランティアが自ら率先してその提案を実行したり、積極的な姿勢で取り組むと、とても喜ばれるでしょう。

(3)チームワーク
 特にNPOに限らずとも、企業でも学校でも良いチームワークは良い成果をもたらします。よく企業で基本とされている「ほうれんそう」(報告しあい、連絡しあい、相談しあって進めていくこと)は、NPOでも大切です。他の人を尊重し、自分に求められていることは何かを考えましょう。

(4)ボランティアにも責任がある
 対外的にはボランティアも参加しているNPOを代表する顔です。もしあなたがいい加減に仕事をしていると、NPO全体がいい加減だと思われてしまいます。
 時間を守る、約束を守る、守れないときや最後までできそうにないときは早めに知らせる、これらは基本です。

 

・NPOの特徴は?

行政や企業では対応できないサービス等が提供できます。

 NPOの特徴として、行政や企業では対応できないきめ細かなさーびすを提供したり、様々な人が関わることで広い視点を持つことができたり、制約を受けず柔軟な対応ができる等があります。NPOとは、政府や企業とは異なった立場から社会的な課題解決をめざす民間の非営利組織なのです。

 

・NPOはどんな目的で活動しているの?

より良い社会にしたい!という‟思い”が活動の原点になっています。

 NPOは、「こんな社会にしたい」や「もっとより良い社会にしたい」等の?思い”を持った人が集まり、組織化したものです。各々の団体の掲げる?ミッション(思い)”を達成することが目的や活動の原点になっているのです。活動することで得られる成果や達成感、そして様々な人と出会い、それらはお金では得ることのできない?生きがい”という喜びをもたらしてくれるということではないでしょうか。

 

・どんなNPOがあるの?

NPOとひとくくりに言われますが、その範囲はとても広く様々なものがあります。

 ひとくちにNPOといっても、その活動分野は様々です。
 いくつか例をあげると、地域の高齢者の話し相手になる活動、食事を作って届ける活動、子どもを持つお母さんを支援する活動、子どもの虐待を防ぐ活動、里山を守る活動、環境のために割り箸を改修してリサイクルする活動、障害者自立のサポートをする活動、海外の子どもたちを支援する活動など、その対象や範囲、活動場所は多岐に渡っています。また、必ずしも特定の分野に分類できなかったり、いくつかの分野にまたがっているNPO活動もたくさんあります。
 特定非営利活動法人(NPO法人)に限って言えば、‟特定非営利活動”は20分野に限られています。

 

・特定非営利活動法人(NPO法人)って、なに?

特定非営利活動促進法の規定にもとづいて、所轄庁より認証され、登記を済ませた団体です。

 「特定非営利活動法人(以下NPO法人)」は、特定非営利活動促進法(以下NPO法)第2条に定義されています。NPO法上の「特定非営利活動」を行うことを主な目的とする団体で、次の事項に該当し、NPO法の規定にもとづいて所轄庁(団体が所在する都道府県)より認証され、登記を済ませた団体です。

【NPO法人となるための基準(内閣府発行「特定非営利活動法人制度の仕組み」より)】
 ア 特定非営利活動を行うことを主たる目的とすること
 イ 営利を目的としないものであること
 ウ 社員の資格の特喪に関して、不当な条件を付さないこと
 エ 役員のうち報酬を受ける者の数が、役員総数の3分の1以下であること
 オ 宗教活動や政治活動を主たる目的とするものでないこと
 カ 特定の公職者(候補者を含む)又は政党を推薦、支持、反対することを目的とするものでないこと
 キ 暴力団又は暴力団若しくはその構成員若しくは構成員でなくなった日から5年を経過しない者の統制下にある団体でないこと
 ク 10人以上の社員を有するものであること

問合せ先・申請先
 県民活動・男女共同参画課 ボランティア・男女共同参画推進グループ
 電話:087-832-3174 FAX:087-831-1165  香川県「NPO・ボランティアのページ」 
 
 

 

・“特定非営利活動”ってどんな活動?

NPO法の第2条に定義されている20項目です。

 NPO法のいう「特定非営利活動」とは、まず次の20項目にあてはまる活動であって、「不特定かつ多数のものの利益増進に寄与することを目的とするもの」でなくてはいけません。

【NPO法に定められた、特定非営利活動20分野】
  ① 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
  ② 社会教育の推進を図る活動
  ③ まちづくりの推進を図る活動
  ④ 観光の振興を図る活動
  ⑤ 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動
  ⑥ 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
  ⑦ 環境の保全を図る活動
  ⑧ 災害救援活動
  ⑨ 地域安全活動
  ⑩ 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
  ⑪ 国際協力の活動
  ⑫ 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
  ⑬ 子どもの健全育成を図る活動
  ⑭ 情報化社会の発展を図る活動
  ⑮ 科学技術の振興を図る活動
  ⑯ 経済活動の活性化を図る活動
  ⑰ 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
  ⑱ 消費者の保護を図る活動
  ⑲ ①から⑱の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
  ⑳ ①から⑲の活動に準ずる活動として県条例で定める活動(本県では定めていない)
 

・「営利」と「非営利」はどう違うの?

非営利とは、利益を分配せず次の活動に役立てること。
非営利=無償奉仕ではありません。

‟営利”とは、団体の利益を構成員が分配すること。
‟非営利”とは、利益を上げてはいけないということではなく、利益を上げてもその利益を構成員で分配しないということです。それは、団体としての活動経費や管理費等は稼ぐけれども、そこで余ったお金(利益)を構成員に分配せず、次の活動に使うということを意味しています。
 団体がサービスを提供した場合に対価を得ても、そこから経緯日を差しい日いて残った利益を団体の構成員で分配しなければ、それは非営利団体です。団体が、組織的・継続的に活動を行うためには、活動資金を稼ぐことは当然ともいえます。よって、「非営利」団体は決して「無償奉仕」団体ということではありません。

 

・NPO法人格を取得しないと活動出来ないの?

NPO法人とは、法人格を取得しているNPOのこと。法人格を取得しなくても、任意団体として活動することはできます。

 NPO法に基づき認証を得ると、法人格を取得することができますが、市民活動をする上で、必ず法人格が必要ということではありません。任意団体として活動するNPOは法的な決まりはなく、自由に結成し、活動することができます。それに対し、NPO法人は、NPO法と呼ばれる法律に基づいた適正な事業と団体運営が、より厳格に求められることになります。
 法人格をとるということは、銀行口座を法人名で開けたり、契約の主体になることができるということです。NPO法人になるとすぐに信用が高まると考えがちですが、この法律は、所轄庁がNPOの活動や組織にお墨付きを与える制度ではありません。法人格を取得することは、法人としての責任が発生するため、事務手続きが増えたり税金が発生するなど、団体の義務が増えることも忘れてはいけません。
 大切なのは、法人格を取得するということは、より責任のある活動を続けていこうとする際の、ひとつの選択肢であることを認識することです。


・任意団体として活動するときは?

「メンバー」をそろえ、「代表者」「規則・会則」を定めましょう。

 任意団体とは、法人格を持たない?個人”が集まり作った団体です。法的な手続きはなく、自由に作り自由に解散できる団体です。
 団体と呼ばれるための要件は、

 ①社員(メンバー・会員)により構成されていること
 ②規約の定めがあること
 ③代表者の定めがあること です。

 「規則・会則」「代表者」を定め、組織的に活動していれば、‟人格なき社団”や?権利能力なき社団”と呼ばれる団体に該当し、税制上は、NPO法人と同じような扱いになります。ただし、法律上の人格が認められていないため、団体としての契約ができず、代表者等の個人名義で行うことになってしまいます。

 

・NPOとNGO、どう違うの?

国境を超えるのがNGO,国内の活動中心なのがNPOと呼ばれています。

 NPOとNGO。似た言葉ですが、基本的には同様の意味をもつものといえます。
NPOは、Non-Govermental Organizationの頭文字をとったもので、直訳すれば、「非政府組織」です。
国や政府などとは違った、民間人・民間団体のつくる機構をさし、国際協力や環境の分野など、主に国境を越えて活動する団体によく用いられます。一方、NPOは国内的な概念で、「非営利」を強調したものです。
 結局、着眼点が違うだけで、どちらも民間非営利団体なので、‟営利を目的としない”という点を重視したのがNPO、‟政府とは異なる立場の民間の立場”を重視しているのがNGOということになります。

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・認定NPO法人制度・仮認定NPO法人制度について

認定NPO法人とは?

 認定NPO法人とは、NPO法人のうちその運営組織及び事業活動が適正であって公益の増進に資するものにつき一定の基準に適合したものとして、所轄庁の認定をうけたNPO法人をいいます。
 認定NPO法人になると、税制上の優遇措置を受けることができます。
 


仮認定NPO法人とは

 仮認定NPO法人とは、NPO法人であって新たに設立されたもの(設立後5年以内のものをいいます。ただし、平成27年3月31日までは、設立後5年を超えたNPO法人も申請することができます。)のうち、その運営組織及び事業活動が適正であって特定非営利活動の健全な発展の基盤を有し公益の増進に資すると見込まれるものにつき一定の基準(パブリック・サポート・テストは除きます。)に適合したものとして、所轄庁の仮認定を受けたNPO法人をいいます。


認定の基準


 認定NPO法人になるためには、次の基準に適合する必要があります。

① パブリック・サポート・テスト(PST)に適合すること(仮認定NPO法人は除きます)
② 事業活動において、共益的な活動の占める割合が、50%未満であること
③ 運営組織及び経理が適切であること
④ 事業活動の内容が適正であること
⑤ 情報公開を適切に行っていること
⑥ 事業報告書等を所轄庁に提出していること
⑦ 法令違反、不正の行為、公益に反する事実等がないこと
⑧ 設立の日から1年を超える期間が経過していること
※上記①~⑧の基準を満たしていても(仮認定NPO法人は①を除く。)、欠格事由に該当するNPO法人は、認定又は仮認定を受けることはできません。

 詳しくは、内閣府ホームページ「 認定特定非営利活動法人制度(認定NPO法人制度)の概要」をご覧ください。
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本ページ掲載の「情報玉手箱」は、2007年に高松市ボランティア・市民活動センターが発行した、市民活動団体向けのお役立ち情報集をもとにしています。

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